僕は、君が好きです。
2章③ー泰詩~もう、迷わない~vol.16
~泰詩side~
図書館からの帰り…
隆司と別れた後
俺はいつもの帰り道を歩いていた。
夕暮れ時だというに
辺りはまだ明るくて
太陽がアスファルトを照りつけていた。
"お前ボロボロじゃん"
さっきの隆司の言葉が頭をよぎった。
確かに…
俺、ボロボロだな。
どんなでも真凛と一緒にいたいから
友達の続きして
何でもない風にして
本当はずっと苦しくて仕方なかった。
渋谷と一緒にいる所なんか見たくない。
わかってるのに…
友達の続きは出来ない事。
真凛に…
俺の事どう思ってるのか聞きたい。
真凛の"気になる"を知りたい。
俺の事…本当は
好きなんじゃないのか…とか。
けど…
俺の気持ちばっかり押し付けていいのか?
やっぱり追い詰めたくはない。
そんな事を考えてた。
あの時の二人を見るまでは。
図書館からの帰り…
隆司と別れた後
俺はいつもの帰り道を歩いていた。
夕暮れ時だというに
辺りはまだ明るくて
太陽がアスファルトを照りつけていた。
"お前ボロボロじゃん"
さっきの隆司の言葉が頭をよぎった。
確かに…
俺、ボロボロだな。
どんなでも真凛と一緒にいたいから
友達の続きして
何でもない風にして
本当はずっと苦しくて仕方なかった。
渋谷と一緒にいる所なんか見たくない。
わかってるのに…
友達の続きは出来ない事。
真凛に…
俺の事どう思ってるのか聞きたい。
真凛の"気になる"を知りたい。
俺の事…本当は
好きなんじゃないのか…とか。
けど…
俺の気持ちばっかり押し付けていいのか?
やっぱり追い詰めたくはない。
そんな事を考えてた。
あの時の二人を見るまでは。