僕は、君が好きです。
3章①ー泰詩~誰にも渡したくない~vol.18
~泰詩side~
いつも冷静でどこか
冷めた感じの渋谷……。
感情を出してる所とかあんまり
見たことないから今日のは
正直かなり驚いた…。
クラスの男子に殴りかかった渋谷は
本気だった…。
いつもの渋谷じゃなかった…。
真凛にも怒ってた。
あんな嫉妬剥き出しになるくらい
真凛の事好きなんだ…。
あいつも本気だったんだ。
本当は…好きな子にそんな所
見せたくないはずなのに…。
プールで水をかけられたのに
笑っていた真凛…。
あの瞬間…
考えるより先に、走り出していた。
ただ…助けたくて、守りたくて。
本当は君が…
泣いてるってわかってたから…。
いつも冷静でどこか
冷めた感じの渋谷……。
感情を出してる所とかあんまり
見たことないから今日のは
正直かなり驚いた…。
クラスの男子に殴りかかった渋谷は
本気だった…。
いつもの渋谷じゃなかった…。
真凛にも怒ってた。
あんな嫉妬剥き出しになるくらい
真凛の事好きなんだ…。
あいつも本気だったんだ。
本当は…好きな子にそんな所
見せたくないはずなのに…。
プールで水をかけられたのに
笑っていた真凛…。
あの瞬間…
考えるより先に、走り出していた。
ただ…助けたくて、守りたくて。
本当は君が…
泣いてるってわかってたから…。