僕は、君が好きです。
3章③-泰詩~届かなかった想い~vol.22
~泰詩side~
今日、俺は勝負をした。
君に出会って恋をして
ずっとずっと
君に届けたかった想い。
君が好きだって君にちゃんと伝えた。
僕は、君が好きだって…。
けど…
届かなかった。
この想いは、この気持ちは…
一体どこにいくんだろう。
どこに、置いておけばいいんだろう。
あの時…
もうこれ以上、君を求めたら
壊れてしまいそうで
それ以上、何も言えなかった。
電車の中で…
普通に振る舞おうとしたけど空回り。
訳のわからない話だけが
宙に浮いたみたいに、虚しく響いていた。
言葉とは裏腹に君の隣で
ずっと胸が苦しくて、切なくて
君が好きで…。
だから、無理やりにでも…
どうにかしようとして、気がついたら
君の腕を掴んでいた…。
でもすぐに…
どうにもならない事なんだって
気がついた。
俺は…君に何か言葉を探したけど
見つからなかった。
あの瞬間…
君の腕を掴みながらただ一つだけ
はっきりと頭に浮かんだ。
"もう俺は、昔のように君の隣に
いられないんだ"って事…。
最後に…
俺は君の腕を何事もなかったかの様に
離し、一人でホームの階段を
上って行った。
あの時…
もし、君が追いかけて俺の腕を掴んで
"一緒にいて"と…言ってくれたら。
きっと俺は、未練がましいと言われても
喜んで君と一緒にいたんだと思う。
それくらい好きで
情けないくらい好きで
ずっと…
ずっと一緒に君の隣にいたかった…。
今日、俺は勝負をした。
君に出会って恋をして
ずっとずっと
君に届けたかった想い。
君が好きだって君にちゃんと伝えた。
僕は、君が好きだって…。
けど…
届かなかった。
この想いは、この気持ちは…
一体どこにいくんだろう。
どこに、置いておけばいいんだろう。
あの時…
もうこれ以上、君を求めたら
壊れてしまいそうで
それ以上、何も言えなかった。
電車の中で…
普通に振る舞おうとしたけど空回り。
訳のわからない話だけが
宙に浮いたみたいに、虚しく響いていた。
言葉とは裏腹に君の隣で
ずっと胸が苦しくて、切なくて
君が好きで…。
だから、無理やりにでも…
どうにかしようとして、気がついたら
君の腕を掴んでいた…。
でもすぐに…
どうにもならない事なんだって
気がついた。
俺は…君に何か言葉を探したけど
見つからなかった。
あの瞬間…
君の腕を掴みながらただ一つだけ
はっきりと頭に浮かんだ。
"もう俺は、昔のように君の隣に
いられないんだ"って事…。
最後に…
俺は君の腕を何事もなかったかの様に
離し、一人でホームの階段を
上って行った。
あの時…
もし、君が追いかけて俺の腕を掴んで
"一緒にいて"と…言ってくれたら。
きっと俺は、未練がましいと言われても
喜んで君と一緒にいたんだと思う。
それくらい好きで
情けないくらい好きで
ずっと…
ずっと一緒に君の隣にいたかった…。