意気地なし





次の日


目覚ましの音で目が覚めた私は、痛む身体を持ち上げて制服に着替え、リビングに向かう





そこにあのひとはいなくて、部屋は散らかったまま


冷蔵庫に入ってるコンビニで買ったサンドウィッチをゆっくり食べる





「このサンドウィッチなかなかいい味してる…」


次からサンドウィッチはこれにしようと決めた





歯を磨いて顔を洗ってレモンティーをスクバに突っ込んで駅に向かう


駅には制服を着た人、スーツを着てる人、普通の服を着た人がたくさんいて





全員がきっと充実してて、私にはすごく羨ましく思えた。


そんな思いを隠す為に耳にイヤホンをさして音楽を聴く





いつもと変わらない、駅の様子


いつもと変わらない、私のいちにち





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