Hospital waste
そして。

「何の情報も得ていないと言ったな。その情報に関しては」

マクナイトは隣に立つアレックスの肩を叩いた。

「この従軍記者のアレックス=アトーが提供してくれる」

「従軍記者っ?」

メイソンは声を荒げた。

「兵士ですらないじゃありませんか!この女だけでもお荷物だというのに、我々に民間人まで抱えろと仰るんですか!」

「止せメイソン、見苦しいぞ」

ウルゲイルがメイソンを窘める。

「それでは」

マクナイトは踵を返す。

「頼んだぞ諸君。幸運を祈る」

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