Hospital waste
究極の生命
ALUを乗せたハンヴィーが、幹線道路を走る。
「絶対死ぬぞお前ら。勝てる訳がない」
メイソンは後部座席で言い続けている。
「増援部隊であるAチームが全滅だぞ、全滅!アイツら俺達よりもいい装備で武装していたし、人数だって倍以上だった!なのに全滅させられたんだ!アンドレイが何を連れてるのか知らないが、その戦闘能力は察しが付くだろう!」
「……」
「なのにこの人数で追跡任務を続行するなんてどうかしているぜ!勝てる訳がない!死ぬのが分かってて行くなんてのは、勇敢じゃない、ただの無謀だ!」
「…じゃあ」
アレックスは後部座席の方を振り向いた。
「アンタは何で下りなかったんだ?メイソン少尉」
「絶対死ぬぞお前ら。勝てる訳がない」
メイソンは後部座席で言い続けている。
「増援部隊であるAチームが全滅だぞ、全滅!アイツら俺達よりもいい装備で武装していたし、人数だって倍以上だった!なのに全滅させられたんだ!アンドレイが何を連れてるのか知らないが、その戦闘能力は察しが付くだろう!」
「……」
「なのにこの人数で追跡任務を続行するなんてどうかしているぜ!勝てる訳がない!死ぬのが分かってて行くなんてのは、勇敢じゃない、ただの無謀だ!」
「…じゃあ」
アレックスは後部座席の方を振り向いた。
「アンタは何で下りなかったんだ?メイソン少尉」