君の笑顔が見たかったのに
放課後先生に手伝いを命じられ

閉門時刻に近づいたころ

「あぁ!?!?薬忘れた」

吐血を抑える薬を…


取り行かなきゃ


この時に取り行かなきゃ未来は変わってましたか??


佳斗教えてよ

「あっ…あったぁー」

よかったこれ無いとダメなんだよね

「あっ///…佳斗ぉ」
「うっせーな声聞こえっぞ」

えっ…

「彼女いるのにいいのぉ」
「あぁ…別に」

隣のクラスから聞こえる

顔を見なくても分かる

大好きな人の声だから

「うぅっ…うぅ……」

嘘でしょ…

私はそのまま走っていった
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