君の笑顔が見たかったのに
〜佳斗side〜

俺には可愛い彼女がいる

「佳斗何だったんだよー」

こいつは幼なじみの駿斗(はやと)

こいつも意外にモテる

「今日一緒に帰ろうだって…断ったけどさ」

そうそれには理由がある

それは

「だーーー…お前って本当に優里ちゃんの前では臆病で赤面症なんだな」

そう…おれは好きな人に積極的になれないし顔を見ると顔が真っ赤になってしまうんだ

「しょうがねーじゃん優里可愛いんだし…」

そう言うと呆れ顔の駿斗

「でももーそろそろ離れちゃうかもよ」

そう言われた

「はぁ??」

そう言うと

「だって彼女とは帰らないし話さないのにほかの女の子と話したり遊んだりしたらさ嫌じゃん」

そう言われた

確かに……

「今日放課後さいきなり誘っても迷惑じゃねーよな??」

そう確認してしまうぐらい

俺はお前を失うのが怖い

「あぁいいんじゃね??」

よし決めた…ちゃんと優里を誘うって
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