イジワル同居人は御曹司!?
7. 兄の秘密
お昼から戻ると、ゆうぽんと山下が雑誌を読んでキャッキャと盛り上がっている。
「何読んでるの?」
私はひょっこり横から首を出して覗きこむと、占い特集の記事だった。
「なぁんだ」
ハッキリいって占いなんて興味ない。私はインチキだと思っている。
「藤田さん、舐めちゃいけません。この占い師は物凄く当たります」
「ええ?!そうなの?」
占いなんて到底信じていなそうな理系女のゆうぽんが真剣な顔で言うので思わず食いついてしまった。
「藤田さん流星レイジを知らないんですか?今物凄く話題の占い師なんですが」
「知らんがな!」
アラサー男子の山下にドヤ顔で言われたので、思わずムキになって言い返す。
そもそも流星レイジっつー名前からしてメチャクチャいんちき臭い。
「ちなみに藤田さん、何座ですか?」山下が尋ねる。
「しし座だけど」
しし座ですね、と呟き、山下が雑誌に目を落す。
興味がない、といいつつも結果は気になってしまうのが人の性だ。
「何読んでるの?」
私はひょっこり横から首を出して覗きこむと、占い特集の記事だった。
「なぁんだ」
ハッキリいって占いなんて興味ない。私はインチキだと思っている。
「藤田さん、舐めちゃいけません。この占い師は物凄く当たります」
「ええ?!そうなの?」
占いなんて到底信じていなそうな理系女のゆうぽんが真剣な顔で言うので思わず食いついてしまった。
「藤田さん流星レイジを知らないんですか?今物凄く話題の占い師なんですが」
「知らんがな!」
アラサー男子の山下にドヤ顔で言われたので、思わずムキになって言い返す。
そもそも流星レイジっつー名前からしてメチャクチャいんちき臭い。
「ちなみに藤田さん、何座ですか?」山下が尋ねる。
「しし座だけど」
しし座ですね、と呟き、山下が雑誌に目を落す。
興味がない、といいつつも結果は気になってしまうのが人の性だ。