幼なじみ。
登下校はまた大ちゃんといっしょにすることになった。


ケイスケ先輩とはなにもなくなり、これで先輩たちの嫉妬も収まるかと思いきや…。



「…イタッ」

「ちょっと、どこ見て歩いてんのよ!?」

練習の合間に、思い切りミサキ先輩にぶつかられた。

あたしはその拍子に床に倒れる。


「ミサキ、大丈夫…?」

「うん、ヘーキ」

マコ先輩とチヒロ先輩は、腕を抑えるミサキ先輩を心配そうな顔で見つめる。
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