幼なじみ。
第6章 プチ同棲
「やっと終わった〜!」

あたしは、ぐーんと伸びをする。


「どうだった?」

アヤが真っ先にあたしの席にきた。


「うん。全っ然わからなかった!」

「そんな威張ることじゃないからっ」

「…だよねー」

あたしは下をペロッと出す。



今日は、期末テスト最終日。

最後の科目とテストも終わり、地獄のテスト週間もこれにて幕を閉じた。


手応えは…なし。
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