幼なじみ。
第2章 部長のお気に入り
「ひまりー!大ちゃんきてるわよーっ」

玄関からお母さんの声が聞こえる。


「はーい!」

あたしは洗面所から返事をする。

シュシュで髪をポニーテールにくくると、あたしはカバンを持って家を出た。


「今日から部活だっけ?」

「うん!いってきま〜す!」

「いってらっしゃい」

お母さんに元気よくあいさつして、家の前で自転車に乗って待つ大ちゃんと合流した。
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