幼なじみ。
ベッドに寝転がって、大ちゃんにしがみつく。

すると、すぐに体を引き離される。


「…バカ、お前っ。引っ付きすぎだ…!」

顔を上げると、大ちゃんは困った顔をしていた。


「え?なんで?」

「そんなの聞かなくてもわかるだろ」

「わかんないよっ。それに、今までいっしょに寝てたじゃん」

「それは、小学校のときとかだろっ」

「じゃあいいじゃん!」

「だから、ダメなんだって」

拒む大ちゃん。
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