幼なじみ。
大ちゃんは、真剣にあたしのことを考えてくれている。

だからあたしも真剣に向き合わないといけない。


でも、考えれば考えるほどに…わからなくなってくる。


「…なんか、頭が混乱しちゃってて」

「ごめん。いきなりこんな話して」

「ううん…。けど、今日はやっぱり…帰ってもいいかな…」


変に大ちゃんのことを意識しちゃって、いっしょに寝るなんてこと…今のあたしにはできない。
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