幼なじみ。
ケイスケ先輩のときみたいに、“とりあえず付き合ってみる”という選択肢は、あたしの中にはなかった。


そんな気持ちで付き合ってみて、もし…思っていたものと違ったら。

そのあと、きっと前みたいな“幼なじみ”の関係には決して戻れない。


だからこそ、あたしはなかなか答えを出せなかった。



しかし、時間は過ぎ去って行き…。

もうすぐで、大ちゃんから告白されて1週間が経とうとしていた。
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