幼なじみ。
まるで大ちゃんの目を気にするように、目立つことはなくなった先輩たち。

常に大ちゃんといっしょにいるあたしに、話しかけてくることはなかった。


でも今日は、久々に先輩たちから話しかけてきた。

前に嫌がらせされていたとは言え、先輩たちに気を遣ってもらえて少し嬉しかった。


やっぱり部活は、みんなが楽しくしていたいから。

そう、あたしは思っていた。


しかし、その考えが単純だったと思い知らされることとなる…。
< 203 / 238 >

この作品をシェア

pagetop