幼なじみ。
大ちゃんと他愛のない話をしている間に、学校に到着。


「ありがと、大ちゃん!」

「おう。じゃあまた部活でな」

「うん♪」

2年生の駐輪場へ自転車を止めに行く大ちゃんの後ろ姿を見届けて、あたしは校舎に向かった。


靴箱で履き替えていると、ちょうどアヤも登校してきた。


「アヤ、おはよー」

「おはよー。そういえば、今日もあの人といっしょだったねっ」

「…あの人?あ〜、大ちゃん?」
< 21 / 238 >

この作品をシェア

pagetop