幼なじみ。
「ああ。少しの時間でも練習したいからな」

そう言って、大ちゃんはバスケットボールを脇に挟んだ。


「あ、紹介するね。こっちはアヤ!あたしと同じクラスなの」

「このコがひまりが言ってた、よく学校帰りにカフェにいっしょに寄ってるっていう」

「はじめまして、アヤですっ」

アヤは丁寧にお辞儀をした。

「2年の篠塚大地です」

大ちゃんもお辞儀をした。


「あれ?もう新入生きてんの?」
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