幼なじみ。
他愛のない話をしていると、いつの間にか恋バナに変わっていた。


「ケイスケ先輩は、彼女いるんですかー?」

「俺?いないよっ」

「ウソだー!だって、ケイスケ先輩かっこいいですもん!」

「かっこよかったら、もっとモテてるよー」

そんな冗談を言いながら帰っていた。


「ひまりこそ、こんな時間に俺みたいなのが家まで送ったら、彼氏怒んない?」

「あたし、彼氏いないですよー」
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