淋しがりやの心が泣いた
「そういう挑発的なことされると、俺も男だからさ」
ボボっと火がついたように、央介くんの顔が赤くなったような気がした。
瞬間的に戸惑った彼だったけれど、私の後頭部に手を伸ばし、今度は自分から私の唇を奪う。
「前から南ちゃんが好きだったんだ。ずっとずっと、こうしてキスしたかった」
そのやさしいキスが嬉しくて。
また ――― 心が泣いた。
私は央介くんさえいてくれたら、淋しくなんてなくなる。
これからのそんな毎日が楽しみで仕方ない。
「南ちゃん、クリスマスプレゼント……明日渡すね」
「そんなのいいよ。私は央介くんさえ傍にいてくれたらそれでいいいもん!」
今日は聖なるクリスマスイヴ。
私と央介くんの白い息が混じっては消えていく。
世界中の恋人たちが、今夜は幸せに過ごせればいいな。
みんなみんな、幸せになれますように ――――
☆ おわり ☆
ボボっと火がついたように、央介くんの顔が赤くなったような気がした。
瞬間的に戸惑った彼だったけれど、私の後頭部に手を伸ばし、今度は自分から私の唇を奪う。
「前から南ちゃんが好きだったんだ。ずっとずっと、こうしてキスしたかった」
そのやさしいキスが嬉しくて。
また ――― 心が泣いた。
私は央介くんさえいてくれたら、淋しくなんてなくなる。
これからのそんな毎日が楽しみで仕方ない。
「南ちゃん、クリスマスプレゼント……明日渡すね」
「そんなのいいよ。私は央介くんさえ傍にいてくれたらそれでいいいもん!」
今日は聖なるクリスマスイヴ。
私と央介くんの白い息が混じっては消えていく。
世界中の恋人たちが、今夜は幸せに過ごせればいいな。
みんなみんな、幸せになれますように ――――
☆ おわり ☆