花色のキミに愛し方を教えてあげる。

それでも彼女は止まらない

「どうして私なんですか?
面倒くさい女子よりも普通の女子の方がいいでしょう?^ ^

先輩ならモテますよね^ ^」

「別にモテはしないけど^ ^;」

基本、僕はあまり人と話さない。

無論
「柊センパーイ‼︎」
と呼ばれ振り向いたら
「キャァァァァア‼︎‼︎‼︎」

という事は何度かあるが
僕にとっては
元に戻ると友達に殴られるので
いい事はないだろう

友達といっても
ほぼほぼ加藤なのだが…


「先輩は気づいてないだけだと思います。

時々、たまーに、極たまに教室に行くと
先輩の話聞きますので。
「かっこいい」やら「バスケうまい」やら。

うるさくてしょうがないですよ本当。」


「はあ…」

「だから、私なんかと話してると
変な噂立てられますよ」










…………この言葉には少し引っかかった
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