花色のキミに愛し方を教えてあげる。

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「レシル様!大股で歩いてはいけません!」
いつもの癖で…


「レシル様!ここを動かないでください!」
手伝いをしようかと…


「レシル様!!!」
次は何ですか……




「ノソン様がお呼びですよ」
「あ、はい」


あちらの部屋に、と案内された部屋の前でノックをする

「レシルです」
「…入れ」


入った先はすごい本の数
本の先の机に肘をつき、微笑みながら見下ろす形で私を見る。


「何でしょうか?」
すごく馬鹿にしたような笑顔だが

しっかり私の目を見て逃がさないといった感じだ。

よくよく見たらわかる
その目は私の中の中まで見られていそうでほんの少しの恐怖を覚える

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