病み彼女との恋愛
「……外見は基本的なトコは変わってないと思う。

でも、なんか少し雰囲気がヘン?

俺と接する時と女生徒と接する時と……」

昨日1日過ごしてみて思ったコトを言う。

1日しか過ごしてないのにこれだけ分かるのは…少し気持ち悪がられるか?

俺でもなんでこんなにわかったのかがわからない。

でも、俺の言葉を聞いて何故か納得したような表情に変わる。

「そっか……

そうか。雰囲気が違う…か……

わかった。悪いなわざわざ」

「いえ。

別に良いっすけど」

「はーい!

じゃあ、おつかー!

教室戻っていーよー!もうそろそろ人が来る時間だしね」

ふと時計を見ると、時計の針は登校してくる時間を指していた。

あ、そういえば、今日日直だった……

「ああ!あと、最後に一つ。

今の清水小毬を信用、又は良いやつなんて思うな

俺が言えるのはこれだけだ」

…………?

「…頭には入れておきます」
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