病み彼女との恋愛
「白石聡…くん……?」
「なんで疑問系なの?姉さん」
誰……?
真っ白な光が溢れた後、目の前に小毬に似た2人がいた
一人は髪が肩までの入院着の様な服装をした女の人。
もう一人は髪が背中の真ん中位までの黒のセーラー服の服を着ている女の人。
「……初めましてって言ったほうがいいんだよね?
私は清水咲紀。
こっちが妹の由莉。
小毬の姉よ」
は……?
え?
なんで?
だって、小毬の姉は死んだって…
「うん。
私たちはもう死んでるよ」
じゃあ、俺は死んだのか……?
「ううん
君はまだ死んでないよ
ちょっと意識不明状態なだけ」
それちょっとって言わねえ‼︎
「…ありがとう……
君が小毬を庇ってくれたおかげで小毬が死ななかった…
小毬には生きて欲しいの…
でも、君にも生きて欲しい。
小毬を幸せに出来るの…君しかいないから……」