病み彼女との恋愛
「それ、俺らも一緒でもいい?」
「ちょっ、類!
空気!空気読んで⁉︎」
煜の腕を引いて類が2人に話しかける。
そんな類を制止するように声を上げるが、
「空気?
あー…窒素とか?」
「馬鹿じゃないの⁉︎」
類には通じてなかった
「……清水ちゃん。
俺ら、あいつと結構長く一緒にいるけどさあいつ悪い事なんて何一つしてなかった。
だから、これで死ぬようなヤツじゃないって」
「ね?
小毬ちゃん。
鬱陶しいかもしれない。
そう思われてもいい。
だから、開けよ?
開けずにいたら白石君の想いが伝わらないよ…」
煜と友人の言葉に小毬は口を開ける
「……わかりました…
開けます…
聡さんがわたくしに託したこの手紙……」