…だから、キミを追いかけて
恋愛(純愛)
完
1
- 作品番号
- 1254123
- 最終更新
- 2016/05/22
- 総文字数
- 126,616
- ページ数
- 225ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 193,266
- いいね数
- 1
時間の止まったような故郷に戻ってきた
篠原 夕夏(しのはら ゆうか)
気持ちのバランスを崩したまま
幼い頃と同じ、実家での日々が始まる…
知られたくない過去を抱え、
お節介な島の人々や懐かしい旧友との
再会を果たし、灯台から命を見守る
江口 波留(えぐち はる)
とも出会う
なのに…
過去がココロを抉る……
元彼が現れ、傷ついたココロとカラダに
塩を塗る。
優しく癒してくしてくれるのは誰……?
心穏やかに温めてくれるのは誰……?
そして、やっと恋を知り、
還らない日々が始まったというのに……
想いはどうしても、彼に届かなくて………
START;2015年 9月10日 (THU)
END ;2015年10月10日(SAT)
完結致しました。
本棚インして下さった皆様、
更新追いかけて下さった皆様、
気になって読んで下さる皆様、
本当に、ありがとうございます。
この作品の感想ノート
氷月あや様
このお話に気づいて頂き、ありがとうございます。
氷月様の感想に気づいたのは、またしても夜中で……。
すぐにお返事を……と思いましたが、疲れきっていたのでこんな時間になってしまいました。すみません……。
このお話は、とにかく切なく書き上げたい…という一心で、筆を進ませてきました。
田舎だからこそ有るもの、無いものを比較して、価値あるものの存在(ーー命だったり、両親だったり、友人だったり、さり気ない風景のワンシーンだったり…)に許されて、癒されていく主人公に、皆が心を寄せてくれるといいな…と思いました。
氷月様の感想は、いつも私の一番言いたい所をきちんと感じとられてて、読んでていてとても心が温まります。
ありがとうございます。本当に嬉しく思っています。
私も氷月様の『夏色ナミダ』という作品が気になって、本棚に入れているところです。
仕事柄、まだ表紙しか読めてないんですけど、何だか自分の幼い頃を思い出せそうな雰囲気に、期待に胸を弾ませています。
以前、学生時代に書かれたという詩集も読ませて頂きました。
さだまさしの『精霊流し』に合わせて綴られたおじいちゃんへの思い、思わず曲にのせて歌ってしまいました。
いい作品でした。愛情をとても感じました。
今後も、氷月様の作品、読ませて頂きます。感想も書けたら寄せたいと思いますので、執筆の方、楽しんで下さい。
(頑張る…という言葉は、嫌いなのであえて使いません)
感想を寄せて頂き、本当にありがとうございました。
おはようございます。
以前『どこかにトモダチ転がってませんか?』を読ませていただきました氷月です。
あまりにも切なくて、深夜に一気に読んでしまいました。
(そのまま感想を書いては凄いことになりそうだったので、ひと眠りしてからPCに向かっています)
女三人の暮らし、時が止まったような海際の過疎の町、妊娠と流産。
重くて大変なテーマを背景に描いてらっしゃって、執筆が大変だっただろうなと感じながらページをめくりました。
その一方で、島で生きていくと決めた若者世代のたくましさと明るさ、優しさ、素直さが爽やかで、傷付いた夕夏と一緒に、救われた気持ちになりました。
誰も悪くないのに、傷付いたり失ったりしてしまう。
元カレとの対話がひりひりするように痛かったです。
でも、きちんと彼と話ができたからこそ前を向けるようになった夕夏は素敵な女性ですね。
私も海際の過疎の町で育ちました。
田舎特有の視野の狭さや噂の足の速さだとか、イカや魚を捌いたり食べたりするシーンだとか、いろいろと懐かしく感じました。
夕夏と波留の関係がじれったくて、何回「ああぁぁぁ」と嘆いたことでしょうか。
なかなか自分の想いに気付かなかったり、気付いても素直になれなかったりすれ違ったり、本当に……。
それだけに、ラストの章は幸せいっぱいで安心しました。
やっぱりうまく感想がまとまらなくて、すみません。
とても印象深い作品を読ませていただき、ありがとうございました。
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