先生、ずっと愛してる。
「それは…無理だよ」




そうだよね…




分かってて…私ってば、何言ってるんだろ…?




智希の事…一人占めできるようになったのに…




付き合う前より、苦しいのはどうして…?




「智希…会いに行ってもいい…?」




「それは…無理」





















































「だって俺…彩音の玄関のドアの前にいるから」






































ピンポーン!!!!!!














階段を急いで、駆け降り玄関のドアを開けると…












そこには…………




















夜なのに、眩しいくらいの笑顔で…













智希が立っていた。










「ただいま」









「おかえり」




言えたかどうだか、分からない。




涙が溢れてたから……




たった1日、会ってないだけなのに…




こんなに、愛おしいのは…どうしてだろう…
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