先生、ずっと愛してる。
「何やってんの?」




振り向くと、お風呂から上がった智希が立っていた。




「ねぇ…スッピンでも大丈夫?」




「はっ?彩音はスッピンでもかわいいよ」




智希にそう言われると…何も言えない。




「あのさぁ…本当に俺でいいの?」




「だから…智希じゃなきゃ嫌だって…」




智希は黙って、私が座ってるベットに腰掛けた。




見つめ合う2人。




まるで…確認の合図みたい。




時計の秒針の音だけが、部屋中に響いてる。




どちらからともなく…キスをした。




舌と舌を絡め合い、私が智希の唾液を…智希が私の唾液を飲み下す。




怖いとは思わないのに…何故か体中が震えてる。




「やっぱ、まだ怖いだろ?止めよっか…?」




「ううん。大丈夫…」




ホテった体が…智希を求めてる。




「抱いて…下さい…」




顔から火が出そうなくらいの恥ずかしさ。




でも…智希には…どんな私でも知って欲しい。




「そんなかわいい事言われると…俺、我慢できねぇわ…」




ベットに倒されて、さっきのキスの続き…




さっきまで聞こえてた、時計の秒針の音が聞こえないぐらい…エロい音が部屋に響く。




キスをしながら…あっという間に、生まれたままの姿にされていた。




胸を智希の手がなぞる。




ビクン!!!!




ただ触られただけなのに…体中が反応してる。




「きれいだよ…彩音」




そう言うと…智希も生まれたままの姿になった。
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