先生、ずっと愛してる。
「水谷は停学処分で済んだんだけど…自ら退学したんだ。止めたんだけど、どうしてもって…ずっと気にしてたんだろ?自分のせいだって…」




先生って…どうして私の気持ちが分かるの…?




心が読めるの…?




「だから、お前が気にする事じゃないから…堂々と胸を張って学校に来い!」




安心した…




全部、モヤモヤがとれたわけじゃない…




でも…先生が言ってくれなかったら、きっと…




一生…気にしてたかもしれない…




「ありがとう…先生」




「2人の時は、智希って言ったろ?」




「ありがとう…智希」




「どういたしまして。田上抜きで話しって言ったから、別れ話だと思ったんだろ?」




「うん…」




もう、梨華は全て知ってるんだから、梨華も一緒でよかったのに…




1人で勘違いしてバカみたいじゃん…




「田上がいたら、何にもできないから」




そう言って、ニッコリ笑う先生。




先生…




私、今日でもいいよ…




先生に『初めて』をあげるの…




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