先生、ずっと愛してる。
結局、学校を休む事にした。




先生と梨華にメールをしたら、すぐに返ってきた。




梨華ったら…また授業中なのにメールしてるよ。




でも、それだけ心配してくれてるんだよね…




先生のメールには『2人で一緒に治していこうな』って…




また…今以上に好きになっちゃったよ…




夜、梨華から電話が、かかってきた。




「大丈夫?」




「うん…相変わらず、食べたら吐いちゃうんだ…ゼリーとかだったら、大丈夫なんだけど…」




ここんとこ、ゼリーしか食べてなかったから体重も落ちた。




栄養も偏ってたから、病院で点滴を打ってもらった。




「そっか…無理はしないでね。瀬名っちも彩音の事、そうとう心配してたと思うよ。授業中、何回もミスってたから」




「うん…後で電話する」




梨華と電話を切った後、すぐに先生に電話をした。




「大丈夫か? 今日はそっち行ってやれないけど、俺はいつでも、彩音の事を想ってるから」




そんな事を言われると、会いたくなっちゃうよ…




「私も…智希の事を想ってる」




明日、学校で会えるのに、今すぐにでも会いたい。




これが…愛なのかなぁ…




「智希…愛してる」




「俺も、愛してるよ。一生、愛してる」




先生…。




私…頑張るね!!




この病気…治してみせる!!




先生が…1番のお薬だよ…。
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