心温【短編】完


熱い熱い熱い


頭が、胸が、


焼けるようだ。


最後に聞いたのは本部からの命令。




ー皆殺しにしろ、と。




あぁ…、そうだ。思い出した。


僕はあの時逃げ出したんだ…。
誰彼構わず殺すことに嫌気が差して逃げた。


とても胸が痛くて仕方がなかった。



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