桜の龍~誠の元に集う者~
それを口にすると、土方さんはまるで石みたいに固まってしまった。近藤さん・斎藤さん・山南さんは、訳が分からんという顔。沖田さんは何か分かったらしく、そっぽを向いてプッと吹き出した。
歩「梅の花 一輪咲いても 梅は梅」
土「てめぇ!何故、それを?!」
沖「あはははッ!」
私の言いはなった意味不明の俳句に、土方さんは大いに慌て、沖田さんはお腹を抱えて爆笑し始めた。
歩「春の草 五色迄は 覚へけり」
そう。実は土方さん、俳句を詠むという風流な趣味を持つ。でも、すごく下手くそ。認めるまで暗唱してやる。
歩「水のk・・・土「だぁッ!信じるから、止めろ!!」
土方さんも信じてくれる事になり、先ずは一安心。
近「という事は、君は帰る家が無いのかね?」
ハッ!忘れてたーー!!どうする?!(←今更www)
沖「そう言えば、この子は刀を持った浪士四人を相手に物怖じしないどころか、竹刀で瞬殺して追い返したんですよ。どうでしょう、隊士に迎えては?」
沖田さん、それは私に入隊しろと?私は、女ですよ。
歩「無理です!私、女ですよ!?」
近・山・土・沖・斎「はぁああッ?!」
女である事を言うと、先ほど以上の混乱が生じた。
土「お前、女だったのか!?」
えっ、まさか女誑しだったという土方さんも気付かなかったの?!
ウソーン((((;゜Д゜)))
ところが、近藤さんはそんなことはお構い無しに私の手を取り、必死に懇願した。
近「渡辺君、男として壬生浪士組に入ってくれ!君のような強い人材が一人でも多く必要なんだ!」
決めた!たとえ、この手が血にまみれてしまったとしても、私はこの時代で剣を振るおう。それで歴史を変える事になっても。
歩「お願いいたします、どうか私を隊士として近藤局長の下で、働かせて下さい!」
私は正座して、頭を下げた。
すると土方さんが立ち上がった。
土「よーし、早速入隊試験だ。胴着は持ってるな?」
歩「はい」
土「そうしたら、それに着替えて道場に来い。総司、ソイツを道場に案内しろ。俺らは先に行ってる」
歩・沖「分かりました」
私と沖田さんが了承すると、土方さん達は一足先に道場へ向かって行った。
歩「梅の花 一輪咲いても 梅は梅」
土「てめぇ!何故、それを?!」
沖「あはははッ!」
私の言いはなった意味不明の俳句に、土方さんは大いに慌て、沖田さんはお腹を抱えて爆笑し始めた。
歩「春の草 五色迄は 覚へけり」
そう。実は土方さん、俳句を詠むという風流な趣味を持つ。でも、すごく下手くそ。認めるまで暗唱してやる。
歩「水のk・・・土「だぁッ!信じるから、止めろ!!」
土方さんも信じてくれる事になり、先ずは一安心。
近「という事は、君は帰る家が無いのかね?」
ハッ!忘れてたーー!!どうする?!(←今更www)
沖「そう言えば、この子は刀を持った浪士四人を相手に物怖じしないどころか、竹刀で瞬殺して追い返したんですよ。どうでしょう、隊士に迎えては?」
沖田さん、それは私に入隊しろと?私は、女ですよ。
歩「無理です!私、女ですよ!?」
近・山・土・沖・斎「はぁああッ?!」
女である事を言うと、先ほど以上の混乱が生じた。
土「お前、女だったのか!?」
えっ、まさか女誑しだったという土方さんも気付かなかったの?!
ウソーン((((;゜Д゜)))
ところが、近藤さんはそんなことはお構い無しに私の手を取り、必死に懇願した。
近「渡辺君、男として壬生浪士組に入ってくれ!君のような強い人材が一人でも多く必要なんだ!」
決めた!たとえ、この手が血にまみれてしまったとしても、私はこの時代で剣を振るおう。それで歴史を変える事になっても。
歩「お願いいたします、どうか私を隊士として近藤局長の下で、働かせて下さい!」
私は正座して、頭を下げた。
すると土方さんが立ち上がった。
土「よーし、早速入隊試験だ。胴着は持ってるな?」
歩「はい」
土「そうしたら、それに着替えて道場に来い。総司、ソイツを道場に案内しろ。俺らは先に行ってる」
歩・沖「分かりました」
私と沖田さんが了承すると、土方さん達は一足先に道場へ向かって行った。