小さなANGEL(ケータイ小説向上の会企画作品)
俺の第2戦は、相手の事をとことんコケにしたもんだった。

なんせ俺はリング中央直径30cmぐらいから動かず相手をぶちのめしたからだ。

こんだけ圧倒的な実力差を見せりゃみんな注目するはず…

「相手が弱いんだよ」「態度悪いしな」「あの手のヤツは、そのうち潰されるよ」

いい評価無ぇやん

なんとかインタビューする記者は現れたけど…

「いや〜新人王楽しみだね」

なんて調子狂う事言いやがる。

「新人王?ちっちぇな…俺はチャンピオン失業させる腹づもりだぜ」

そんな事言うもんだから…

「生意気」「思い上がりも甚だしい」「運だけいいヤツ」

だとさ…

天才ってのは理解されない。
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