小さなANGEL(ケータイ小説向上の会企画作品)
「彼は、自分の才能を信じてるんだよ。でもこの世界で勝ち上がって行く道のりが困難なんで焦ってんじゃない?マスコミの皆さん、あんまりイジメんといてよ。僕個人としては割と気に入ってんだから」

と笑って計量に向かった。

そしてやや遅れて到着した俺にもマイクは差し出された。

「無謀だとは思わなかったんですか?」

イキナリだよ

俺が負けると思ってんだな…

ここは一丁かましとくか…

「所詮彼は通過点…俺の前にチャンピオンでおれた幸運の持ち主さ」

う〜俺からしたら普通なんだけど…この一言で計量会場はピリピリムード
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