小さなANGEL(ケータイ小説向上の会企画作品)
「残念でしたぁ来年から中学生やけん。お兄ちゃんみたいな俺様の事解ってくれてカワイイ子は、そうおらんよ。今のうちからツバ付けとったら?」

相変わらず生意気なガキだ。

俺も来年には二十歳なんやけど…

「莉那をお嫁さんにするのプレッシャー感じると?」

調子に乗る莉那はずけずけと図に乗った事を言いよる。

「だからお前みてぇなガキに興味無ぇよ」

と言ってタオルでごしごし汗拭いてベンチに座った。

それが運の尽き

「ふ〜ん…ガキに興味ナシか…莉那が大人になったらどうかな?」

と訳の解らない事言って来やがった。
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