小さなANGEL(ケータイ小説向上の会企画作品)
だから俺は言わんとイカん!

「リカルドは偉大なチャンピオンだ。試合後秋葉原に買い物に行こうが京都で舞妓遊びしようが止める権利は誰にも無い。だから俺も彼のそんな自由を奪う権利は、無い。最低限の体力だけは、残してやるつもりだ。間違っても入院生活で辛い思いをさせるつもりは、無い」

相手が誰だろうが俺は変わらない。

最後を白星で飾れない宿命を背負ったボクサーって人種に未練を断ち切り新しい暮らしへ希望を持たせる…辛い仕事だが天才は凡人より余計に税金を払わなくちゃイカん。
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