【短】花火の夜に


しばらく走っては見たもののあいつは全く見つからない

もしかして無事に家に帰れたとか?

オレはフッと前に続くホテル街に目がいった



…まさか………

いや……でも………
























オレはホテル街に飛び込んだ


























ここはないだろ


そう思いたかった


だけどホテル街の入口を少し進んだ所に

あいつが…いた





















明らかに無理矢理引きずられてて オレの中の何かがブチぎれた


「ふざけんじゃねーよ!」


< 21 / 36 >

この作品をシェア

pagetop