初恋は一生もの
-翌日ー


「お!明莉はよー」



「優ちゃん!今日は起きれたんだね」



「毎日毎日寝坊してたまるかよ」



「そりゃこっちも助かるよ」


「うっせ」


いつも通りの会話


いつも通りの登校


あたしはこんな毎日が楽しいんだ…。

 



『わぁっきたきた!!成宮くーん!』


『おはよー!成宮ーっ』


『成宮くん、一緒に教室行こっ!』






「「なんですかこれ」」
  


あたしと優ちゃんは顔を見合わせる



靴箱に来た瞬間、待ってた女子が優ちゃんを取り囲む



「な、優ちゃんがモテてる!?」



あの優ちゃんがもてるとは…。



「まさに奇跡!」


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