初恋は一生もの
隣の男の人はなにやってんの!と思いながら見てみると、


なんと、知らんぷりですよ



隣に立っているのに横を見向きもしてませんよ


女の子は喋ろうとしているのか口をぱくぱくさせている


けど、やっぱり言葉が思い浮かばないのか俯いて黙っている



周りもさっきとは違って、シーンとなっているからとても静か。



え、これどうすればいいんだろう?



考えていると、




「優ちゃん?」




優ちゃんが立ち上がって…




「俺が変わりに代表挨拶をします!」



と言い出した
< 9 / 26 >

この作品をシェア

pagetop