内気な私が恋をした
「そうでもないけど」

「とぼけないでくれる?私達知ってるのよ」

なんか嫌な予感がした。

「唯斗君に話しかけられたからって調子に
乗ってるんでしょ?」

「そんなこと…」

「マジでうざいんだけど」

いきなり声が低くなった。

私はだんだん怖くなってきて足が震えてしまう、

「あんたなんかいなければ唯斗君は私達を選ぶの!!それなのにあんたがいるから私達は相手にされない!ほんといなくなって」

怒鳴り声に近かった。

私は怖さのあまり並だが浮かんできた。

なんでこんなこと言われなきゃいけないの。

「お前らここでなにやってんの」

この声…

後ろに振り向くと相手を鋭く睨む唯斗。

なんで…ここに?

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