恋愛革命-あたし×アイドル-







「…な、美南、みーな!!!」


どこからかお母さんの声が聞こえる。

まってよ。

あたし翔のことを考えてるんだよ。

入ってこないでよ。

そう思っていた、そのとき…


―バチンッ


頬に激痛がはしり、目があいた。

な…何事!?


「あんた今何時だと思ってんのよ!何回呼んでも降りてこないんだから!」

…え?

時計を見ると、朝の10:04。



……遅刻じゃん!!!


「ちょ…着替えるからでてって!」

ハンガーから制服をとり、お母さんを部屋から追い出した。

昨日考えてたらそのまま寝ちゃったんだ!!

リボンを整えようと鏡をみたら髪の毛が超ボサボサ!

最悪~!

シャワー浴びなきゃっ

そう思ったあたしは、自分専用のシャンプーをもってお風呂場へかけこんだ。

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