恋愛革命-あたし×アイドル-
―自宅―


「ただいまぁ…」

玄関にスクバを置きながら言った。



あぁ…もう疲れた。寝るか。



そう思っていたらお母さんが、

「おかえり~!あ、美南。涼くん来てるよぉ」

とでっかい声で言ってきた。



は?

涼さんが?


何の用だろ。



あたしはパンツが見えそうなくらい短いスカートを無理やりふとももまで下げた。

え?どうしてかって?

…襲われたらイヤだから。



なんちゃって。



リビングに行くと、ソファに涼さんが座っていた。

あたしは後ろから話しかける。


「涼さんこんにちわぁ。ってかどうしたの?」

いつものように、冷たく言い放った。

涼さんは後ろを振り向いて、

「美南ちゃんは相変わらず冷たいなぁ~」

と笑いながら言った。


この人は、何が面白くて笑ってるの?

あたしは眉間にしわを寄せながら心の中で問いかけるのだった。




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