恋愛革命-あたし×アイドル-
「翔くん…ごめんね?こういうこと言われて…嫌な思いしちゃったよね?」

どうしよう…
嫌われちゃったかも…

そう思いながら自然にしたを向くあたし。

すると翔は、あたしの頬を抑え、
顔を上げさせた。

…しょしょしょ、翔???


「別に俺はそんなこと思ってないよ。でも、お前の気持ちは…」

「あたしの気持ち…?」

「俺なんかが寝ちゃっていいのかよ?…変なこととかしちゃうかもしれないんだぜ?」

変なこと…?
部屋あさるとか、そこらへんのことかな。

「…大丈夫だよっ。翔くんはそんなことしないってわかってるもん」

あたしは笑いながら言った。



「お前がいいなら…お願いします」

「ふふっ」

「え?おい、何笑ってんだよっ」

「だって~、急に改まるんだもん」

「あーすいませんねっ。似合わないこと言っちゃって!」



新たな翔の一面。
また見つけたよ。

クールだったりする翔だけど、
ときには可愛い笑顔、見せてくれるね。

それは本当の、心からの笑顔。
営業スマイルじゃない、翔の笑顔。





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