君はいつも哀しそうで


「…。」

ほらみろ

お前らが馴れ馴れしくするからだろ



何も言葉を発しない彼女…香月さん

俺は月唯と颯を睨んだ
「お前らな…「いいよ」」



きっと空耳だと思った

「はいっ!僕の隣どーぞ!!」




幻聴だろ

「じゃあ、メニューもってくるな」



嘘だろ

「ありがとうございます」








これが現実だ



香月さんは俺の前に腰を下ろした

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