君はいつも哀しそうで
いろいろ瞑想してしまった
「りゅうちゃーん!お昼今日どうする?」
そんな颯の声で意識が覚醒した
…そろそろ考えるのやめねーとな
考え癖が昔からあるせいで今もまずは考え込んでしまう癖がある
それでどれだけの人を無駄死にさせたか
俺のいる世界はどこまでも残酷だ
「あぁ、外いくか」
「やった~!久々だね今日天気いいしね」
月唯呼んでくる~とスキップぎみにどっか行った颯
そんな姿を目にして
普段の学校生活では素でいてくれる颯にフッと微笑んだ
のを、みられた
「何が嬉しいの?」
みーに見られた
「別に」
すぐさま真顔に戻し何事もなかったようにそう言った俺はどこまでもわかりやすいらしい
「大好きなんだね2人のことが」
その笑顔も好きの対象だ