君はいつも哀しそうで
今回の颯の親父さんのことは
相手が雑魚だったからよかった
やりたいだけめちゃくちゃに壊した
俺が見ていたのは颯ではなく
俺の世界だった
全てが壊れていく
全てが崩れていく
そして、
全てが漆黒に染まっていく
俺はまた見失う
大事なものをなくしてしまう
すべては自分の手で
今宵
月は輝かない
次に月が
月が光を見せるのは
何時であろうか
それを知るものは
月以外
いないのだ
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