優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)
1.イケメンで優しい上司
「有藤さん、これとこれ、お願いしますね」
いつもキリッと、スーツを着こなし、サラサラストレートのショートカット黒髪。
誰もが認めるイケメンな顔。メガネから覗かせる優しい瞳。
いつもニコニコしていて、みんなから愛される上司、藤岡 修二部長。
「これは私の仕事ではなく、藤岡部長の仕事、ですよね?」
真顔で言ってのけたのは、この私。
28歳にして、異例の出世と言われて、海外事業部の主任をしてる有藤麗美。
黙っていれば綺麗なのに、口を開くと、常にツンツンしている。
…周りは、私をクールビューティーと呼んでくれるけど、本人は全くそうは思わない。
仕事に真面目なだけで、普段は決して、こんなにツンツンしているわけじゃない。
…ただ、普段の自分は隠してるだけ。
本当は、どっか抜けていて、よく笑うし、よく泣く。
でも、そんなとこは、仕事場の人間には見せたくない。
自分が築き上げてきたものが、一気に崩れてしまいそうだから。
…苦労して、やっと、この地位に上りつめたと言うのに。
そんなへまだけは、やらかさないように、いつも気を張り詰めている。
いつもキリッと、スーツを着こなし、サラサラストレートのショートカット黒髪。
誰もが認めるイケメンな顔。メガネから覗かせる優しい瞳。
いつもニコニコしていて、みんなから愛される上司、藤岡 修二部長。
「これは私の仕事ではなく、藤岡部長の仕事、ですよね?」
真顔で言ってのけたのは、この私。
28歳にして、異例の出世と言われて、海外事業部の主任をしてる有藤麗美。
黙っていれば綺麗なのに、口を開くと、常にツンツンしている。
…周りは、私をクールビューティーと呼んでくれるけど、本人は全くそうは思わない。
仕事に真面目なだけで、普段は決して、こんなにツンツンしているわけじゃない。
…ただ、普段の自分は隠してるだけ。
本当は、どっか抜けていて、よく笑うし、よく泣く。
でも、そんなとこは、仕事場の人間には見せたくない。
自分が築き上げてきたものが、一気に崩れてしまいそうだから。
…苦労して、やっと、この地位に上りつめたと言うのに。
そんなへまだけは、やらかさないように、いつも気を張り詰めている。
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