優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)
…藤岡部長が、取引先に出かけて数時間後、トラブルが起きた。
部下が、取引先と契約した際、数字の入力ミスをしていたらしく、向こうはカンカンに怒っていた。
…無理もない。桁が違い過ぎた。
「西崎君、とにかく取引先に行って「もう、あちらが向こうの会議室でお待ちです」
…なんですって⁈
「なんでそれを早く言わないの?行くわよ」
「は、はい」
指定された会議室にいき、西崎君と共に頭を下げる。
「この度は、こちらのミスで、大変なご迷惑をお掛けして、本当に申し訳ありませんでした。上司の私のミスでもあります。今後この様な事がない様に気をつけますので」
「…全くだよ!桁を間違えられるなんて、前代未聞だよ?…これだから、女の上司なんて嫌なんだよね。仕事が出来ないのに、その顔だけで、出世したんじゃないの?」
その言葉に、ただただショックだった。
…自分のこれまでのことを、全否定された様な気持ちになった。
部下が、取引先と契約した際、数字の入力ミスをしていたらしく、向こうはカンカンに怒っていた。
…無理もない。桁が違い過ぎた。
「西崎君、とにかく取引先に行って「もう、あちらが向こうの会議室でお待ちです」
…なんですって⁈
「なんでそれを早く言わないの?行くわよ」
「は、はい」
指定された会議室にいき、西崎君と共に頭を下げる。
「この度は、こちらのミスで、大変なご迷惑をお掛けして、本当に申し訳ありませんでした。上司の私のミスでもあります。今後この様な事がない様に気をつけますので」
「…全くだよ!桁を間違えられるなんて、前代未聞だよ?…これだから、女の上司なんて嫌なんだよね。仕事が出来ないのに、その顔だけで、出世したんじゃないの?」
その言葉に、ただただショックだった。
…自分のこれまでのことを、全否定された様な気持ちになった。