優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)
「…麗美、待ってたよ」
そう言って微笑むと、私の手を取り、修二さんは中へと進んでいく。
結婚式とか披露宴とか、会社の社長である修二さんは、仕事柄、どうしてもしなければならないし、私も顔を知ってもらわなければならない。
…とはいえ、そんな話が出たのは、妊娠がわかった頃に一度だけで、その後は、そんな話題も無かったので、出産して、落ち着いてからなのかな?と、おもっていた。
「…わぁ、…綺麗」
フィッティングルームの近くに、数点の純白のウエディングドレスが並べられていた。
「…麗美は、妊婦で、お腹も目立ってきたから、この中からしか選べないけど」
申し訳なさそうにそう言った修二さん。
「そんな、どれも素敵です。私…妊婦だし、結婚式とかの話も無かったから、もっと先の事なのかなって思ってました」
「…仕事の調整がなかなか厳しくて、突然なんだけど、今週末に結婚式と披露宴を挙げる事になったんだ。…披露宴とか、麗美には負担になると思うけど、短めにしたよ。…招待客が、500人くらいになるからね」
修二さんは困ったように笑った。
そう言って微笑むと、私の手を取り、修二さんは中へと進んでいく。
結婚式とか披露宴とか、会社の社長である修二さんは、仕事柄、どうしてもしなければならないし、私も顔を知ってもらわなければならない。
…とはいえ、そんな話が出たのは、妊娠がわかった頃に一度だけで、その後は、そんな話題も無かったので、出産して、落ち着いてからなのかな?と、おもっていた。
「…わぁ、…綺麗」
フィッティングルームの近くに、数点の純白のウエディングドレスが並べられていた。
「…麗美は、妊婦で、お腹も目立ってきたから、この中からしか選べないけど」
申し訳なさそうにそう言った修二さん。
「そんな、どれも素敵です。私…妊婦だし、結婚式とかの話も無かったから、もっと先の事なのかなって思ってました」
「…仕事の調整がなかなか厳しくて、突然なんだけど、今週末に結婚式と披露宴を挙げる事になったんだ。…披露宴とか、麗美には負担になると思うけど、短めにしたよ。…招待客が、500人くらいになるからね」
修二さんは困ったように笑った。