優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)
「楓、ここは病室なんだから、静かにしなさい。すまないね、麗美さん」
少し遅れて入ってきたのはお義父さん。
お義父さんは、申し訳なさそうな顔でそう言った。
私は笑顔で首を振る。
「…可愛いな。私にも抱っこさせてくれ」
そう言って手を差し出したお義父さん。
「ダメですよ。今抱っこしたところなんですから」
と、お義母様はなかなか離さない。
二人の言い合いが、可笑しくて、クスクスと笑う。
「…ケンカするなら他所でやってくれよ」
修二さんは呆れ顔。
「…この子の名前は決まったの?」
赤ちゃんをあやしながら、お義母様が問う。
「…あぁ、うん、決まったよ。…朝陽(あさひ)だよ。朝日と同時に産まれたから」
本当に綺麗な朝日と共に産まれてきたから、二人とも納得の名前。
私達の可愛い長男。新條朝陽。
少し遅れて入ってきたのはお義父さん。
お義父さんは、申し訳なさそうな顔でそう言った。
私は笑顔で首を振る。
「…可愛いな。私にも抱っこさせてくれ」
そう言って手を差し出したお義父さん。
「ダメですよ。今抱っこしたところなんですから」
と、お義母様はなかなか離さない。
二人の言い合いが、可笑しくて、クスクスと笑う。
「…ケンカするなら他所でやってくれよ」
修二さんは呆れ顔。
「…この子の名前は決まったの?」
赤ちゃんをあやしながら、お義母様が問う。
「…あぁ、うん、決まったよ。…朝陽(あさひ)だよ。朝日と同時に産まれたから」
本当に綺麗な朝日と共に産まれてきたから、二人とも納得の名前。
私達の可愛い長男。新條朝陽。